きたれ、バウハウスに行きました。
いつもgoodish BLOGをご覧いただきありがとうございます。 オーナーです。 2019年からスタートした『 開校100年 きたれ、バウハウス -造形教育の基礎- 』の東京会場に行ってきました。 今日のBLOGはその模様を少しだけ紹介しようと思います。 東京開催は9月6日(日)までです。 気になればぜひ行ってみてください。 バウハウスとは、第一次世界大戦後にドイツに設立された、造形芸術学校のことです。 1919年から1933年の14年間、そこでは工芸、写真、デザイン、美術、建築など総合的な教育を行っていました。 その歴史は短いながら、功績は大きく、モダンデザインの基礎を作り、 今も世界中の建築やデザインなど、さまざまな分野に多大な影響を及ぼしています。 バウハウスを知らない方でも、普段の生活の様々なシーンでバウハウスイズムに触れているはず。 普段使っている椅子や照明は、もしかしたらバウハウスの影響をがっつり受けたものかもしれません。 LOUIS VUITTONのロゴ、Volkswagenのロゴにも使われている書体「 Futura 」も、 バウハウスの影響を受けて誕生したものです。 今回の展覧会は3つの構成で組まれています。 ▽豪華教師陣のユニークな授業 ▽かがやかしきバウハウスの成果 ▽バウハウスと日本のつながり その中で気になったものをいくつか紹介していこうと思います。 私もバウハウスという学校がある事は知っていましたが、 詳しく触れる機会は今回が初めてなので見るもの全てが新鮮でした。 まずは教育システムと教育理念のシンプルながら奥深さに冒頭から感銘しました。 バウハウスの教育システムは予備教育(基本)と実技の2つのコースから構成されています。 それぞれのコースにいるマイスター(親方)と言われる教員のもと学習するものでした。 予備教育では理念や表現、構成を学び、その後に工房に入り、 木工や金工、ガラス、陶器などより実践的な技術を学ぶシステムがとられていました。 そして、創設者グロピウスは「すべての造形活動の究極の目標は建築である」建築の下に諸芸術を総合することを理念として掲げました。 この理念が100年を経過しても色褪せる事なく、 現代でも、物作りの基本やどこかでインスパイアされているんだと気づかされました。 そして、ユニークな授業の中からで言うと、 ヴァシリ