東京国際映画祭

いつもgoodish BLOGをご覧いただきありがとうございます。

オーナーです。

毎年恒例の映画祭に今年も行ってきました。

東京国際映画祭



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第32回を迎える東京国際映画祭(以下 TIFF)は日本で唯一の国際映画製作者連盟*公認の国際映画祭です。1985年、日本ではじめて大規模な映画の祭典として誕生した TIFFは、日本およびアジアの映画産業、文化振興に大きな足跡を残し、アジア最大級の国際映画祭へと成長しました。いまや最も熱気溢れるアジア映画の最大の拠点である東京に世界中から優れた映画が集まり、国内外の映画人、映画ファンが新たな才能とその感動に出会い、交流する場を提供します。
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※公式HPより

言わずとも分かるアジア最大の映画祭です。

以前にもBLOGで紹介をしたことがありますが、まだ私たちは、東京国際映画祭(以下 TIFF)歴は浅く第30回から欠かさず行くようになりました。

毎回10月の中旬から公開作品でどれを観に行くかの勝手な選考に夫婦で入り、パンフレットやHPのあらすじを頼りに選定するようにしています。

映画の選定をしているともうすでにTIFFが始まっている気がして、毎回のこの作業からすごく楽しみなんです。

そして、2名で選んだ作品はこちら。

人生、区切りの旅(End of Sentence)』『Blinded by the Light

ロードムービーで少し感動しそうな作品と、青春音楽映画のスカッとしそうな正反対な作品を2本選びました。

少しづつですが、2本の感想をご紹介しようと思います。

■人生、区切りの旅(原題:End of Sentence)


簡単に作品の紹介を。
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服役中のショーンの母が亡くなり、父と一緒に湖に遺灰を撒いてほしいと遺言が残された。しかしショーンと父はひどく不仲であった…。父子の関係を通して人間の真の成長とは何かを問う清々しいロードムービー。
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TIFF公式HPより抜粋

幾つか印象に残った点をご紹介します。

普通のロードムービーの設定とは逆な感じがとても印象に残りました。

普段というのも変ですが、過去に見たことがある家族のロードムービーでよくある設定は「子の成長と親の理解」という作品を見た経験があります。

でも、今回見た作品では「父の成長と子の理解」という構図がとても印象に残りました。

常に落ち着いた優しい大人の男性を装う父のフランクと、常にイライラし衝動に任せて暴力的な言動をとるショーン。

フランクがなぜ紳士的で冷静沈着な立ち振る舞いをし続けるのかこれには大きな理由があるのですが、

この件に関しては、大きなネタバレ要素なのでBLOG内では触れませんが、

ショーンがその理由が分かった頃から、父に少し理解を示しフランクに心を開くようになります。

ショーンとの会話が増えた事で、フランクの言動にも少しづつ変化が見られるようになります。

もう1つは、ロードムービーらしい映像美が非常に素晴らしかったです。

母が自身の遺灰を撒いて欲しいと指定したのが北アイルランドの湖。

特にラストの湖のシーンは、神聖な場所の様な描かれ方でとてもきれいな映像でした。

この作品の最後には、TIFFのお楽しみの1つである関係者を招いてのQ&Aが用意されていました。

なんとゲストは、監督のエルヴァル・ アダルステインズさんでした。



ここでのQ&Aで判明した事として、脚本家とのやり取りを重ね構想から5年かけて完成した映画という事をおっしゃっていました。

そして、主に父(フランク)を描きながら世代を超越した作品したかったともおっしゃっていました。

タイトルに関しても詳しく教えてくれて、原題のEnd of Sentenceには、

刑期の終わりというショーンのこれからを指す意味と、邦題の人生の区切りというダブルミーニングという事まで教えてくれました。

非常に素晴らしい映画でした、是非機会があればおすすめの作品です。

そして次の作品は、

■Blinded by the Light


簡単に作品の紹介を。
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『ベッカムに恋して』の女流監督グリンダ・チャーダが、ブルース・スプリングスティーンのヒット曲にのせて贈る音楽青春ドラマ。
パキスタンからイギリスに移住してきたカーン一家はルートンで暮らしていた。長男のジャヴェッドはロック・ミュージックに熱狂していたが、父親のマリクはそれを好ましく思っていなかった。そんなある日、ジャべドが同級生(ループス)から紹介されたブルース・スプリングスティーンの楽曲を聞き、大きな衝撃を受ける。
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TIFF公式HPより一部抜粋

ここでも、幾つか気に入った点をご紹介していきます!

実話に基づく、非常に元気が出る映画である事。

映画の一部として、当時の人種差別問題や親子の葛藤を描いた部分も多くあるのですが、

全編通して流れるブルース・スプリングスティーンの曲がとても効果的に使われているので音楽が流れるシーンはすべて元気が出ます!

お気に入りは、ジャべドが好きな女の子に告白するシーンはとても興奮しながら見ることが出来ました。

親友のマットのお父さんが最高。

実話映画あるあるのラストシーンでのご本人登場シーンがほっこりします。

映画自体がすごくテンポよく進行し、上記で説明したように心躍るシーンが多いので気づいたら映画も終盤に迎えていました。

そこでやってくる、エンドロールのご本人登場。

当時の写真と共に、現在のジャべドの写真や"ボス"ことブルース・スプリングスティーンとの2ショット写真。

劇中では、少しだけ残念な結果になってしまうシーンが描かれていたので、

最後のエンドロール写真で本人と会うことが出来たんだ!とうれしくなる瞬間が用意されていました。

カーン一家の仲良く撮られた家族写真や、ループスとの写真などたくさんの写真が用意されています。

単に私が実話映画の本人登場シーンが好きなことを改めて紹介させていただきました。

この映画は、好きなことを突き詰めていけば、報われるんだとシンプルなストーリー展開ではありますが、

ブルース・スプリングスティーンの楽曲が効果的に使用されているので、元気がみなぎる作品です。

日本でも公開される可能性も高いと思うので、公開の際には是非観てみてください!

最後に、この映画の最後にはピーター・バラカンさんのトークショーが用意されていました。



生の「ピーター・バラカンです。」に興奮しました!

11月に入りいよいよ本格的な冬の到来が近づいてきました。

goodishでも、冬の新作の準備を現在進行中です!!

皆さんにご紹介出来ることを、今から楽しみにしています。

BLOGでは、新作商品の製作状況も随時ご報告していきますので、そちらも楽しみにお待ちください。

では、goodish blogまたの機会に。
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