Coda あいのうた

いつもgoodish BLOGをご覧いただきありがとうございます。

オーナーです。

衝撃の『第94回アカデミー賞授賞式』が終了しました。

各賞の発表もさる事ながら、歴史に残る事件が世界的に話題となってしまいました。

ドライブ・マイ・カー』で授賞式前は日本でも話題だったのに、あの暴力事件が起こった事でこの映画の話題は何処へやら。

言葉の暴力も人に手を上げる事もどちらにしてもとてもいけない事です。

では、話を映画に戻して。

作品賞を受賞した映画を観に行ってきました!



強豪がひしめく中、正直少し驚いた部分もあったのですが見事作品賞を受賞しました!

いつもながら勝手な見どころをネタバレなしでblogで紹介しようと思います。

まぁでも今回の作品は、そもそも王道なストーリーなのであまりネタバレ要素もあまりないと思います。

とても爽やかな青春映画ですので、多くの人が感動して劇場で涙するのではないでしょうか。

まずは映画とストーリーのご紹介。

映画は、2014年に公開されたフランス映画「エール!」が原作になっています。

その作品をハリウッドがリメイクした訳です。

舞台をアメリカ、マサチューセッツ州のグロスターという小さな町に変更しています。

物語の大筋は基本的に変わっていません。家族全員が耳の聴こえないデフで、唯一自分だけが耳が聴こえるというひとりの高校生(ルビー)が主人公です。

そしてあらすじ。
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豊かな自然に恵まれた海の町で暮らす高校生のルビーは、両親と兄の4人家族の中で一人だけ耳が聴こえる。陽気で優しい家族のために、ルビーは幼い頃から“通訳”となり、家業の漁業も毎日欠かさず手伝っていた。新学期、秘かに憧れるクラスメイトのマイルズと同じ合唱クラブを選択するルビー。すると、顧問の先生がルビーの歌の才能に気づき、都会の名門音楽大学の受験を強く勧める。だが、ルビーの歌声が聞こえない両親は娘の才能を信じられず、家業の方が大事だと大反対。悩んだルビーは夢よりも家族の助けを続けることを選ぶと決めるが、思いがけない方法で娘の才能に気づいた父は、意外な決意をし・・・。
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※公式HPより

こんな映画の私のおすすめポイントは。

1 ろう者の方の世界がとても丁寧に描かれている

その1つの理由に俳優陣が実際に難聴者の方が演じている部分が大きいと思います。

そんな中、私がとても印象的だったシーンをご紹介。

ルビー不在で、父と兄それと漁場監視員3人で漁に出たシーン。

そしてもう1つ、ルビーが出演する学校のコンサートシーンの2つです。

1つ目の父と兄だけで出た漁のシーンですが、それは漁場監視員を同乗させるとても大事な漁の日のだったんです。

そして起きてしまった事件、父と兄の悲しい顔が忘れられないシーンでした。

もう1つ紹介する、コンサートのシーンは、ルビーが初めて家族に歌声を披露するこの映画の重要な場面です。

そもそも、家族はルビー以外ろう者なのでルビーの歌声を聞くことが出来ません。

その為、下手なの?上手いの?が判断が出来ません。

その中で描かれた、ろう者だけが知る無音の世界。

静寂の中で知る、観客の娘へのリアクション。

音が聞こえなくても観客の反応を見れば娘の歌がどう人に伝わっているのかをとても斬新に演出されています。

助演男優賞を獲得にした父親役のトロイ・コッツァーの演技も素晴らしいものでした。

健常者である私に少しだけろう者の方の世界を教えてくれました。

あの演出方法は感動しました!

そしてもう1つおすすめしたいポイントは、

2 言うまでもなく家族愛たっぷりな映画なところ

特に泣けてしまったのがこの2つ。

父が娘に歌を聞かせてくれと言い、歌を聞かせてあげるシーン。

ルビーが手話使い家族に歌を捧げるシーン。

この2つはかなりグッときました。

2つともシンプルに胸に刺さるシーンです。

シーンを詳しく書く必要がないくらいにストレートに家族愛が伝わるシーンになっています。

劇場で感動してもらい泣き確実の場面です。

これが私の「coda」のおすすめポイントです。

コロナ禍で、帰省や、最近家族に会ってない!なんて人は必ず見た方がいい映画です。

作品賞を獲るに相応しい映画でした!

冒頭でCodaが作品賞を獲る事に「正直少し驚いた」と書きましたが、今までのアカデミー賞らしくない受賞だと感じたからなんです。

私も毎年アカデミー賞を見ていますが、いい意味で「らしくない」感じがしました。

勝手なイメージとすれば、「パワー・オブ・ザ・ドッグ」「ベルファスト」なんかが前評判通り受賞するのかなぁと思っていたんです。

こんなにアットホームでほっこりする映画が選ばれる事に少しびっくりしたんです。

これもコロナの影響が少しあるのかな?と感じました。

人との交流の仕方やニューノーマルと言われる新しい常識の中で、少しづつ前の日常に戻りたい、前のように人と交流したい!

そんな気持ちがこの作品を受賞させたのかも知れません。

アカデミー賞は終わりましたが、ノミネート作に受賞作とまだまだ見るものがたくさんあって楽しい日々がまだまだ続きそうです。

このblogを見た方も是非興味があればご覧ください。

では、goodish BLOGまたの機会に!
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